What is Chiropracticカイロプラクティックとは
カイロプラクティックは、身体の異常な神経系の機能を正常化することにより、体内の異常や不調を正常化する手助けをする手技療法です。特徴は身体中を網羅する神経の出入り口である脊椎の異常を察し、それを手技によって元の正常に近づけることです。その安全性と効果によりWHO(世界保健機構)でも鍼灸とならび承認された、先進諸外国で最も生活に密着したヘルスケアとして広まっています。現在ではアメリカ、カナダ、イギリスそしてオーストラリアなど世界44の国と地域で正式な法制度とカイロプラクティック業務の保障がなされています。特にアメリカでは三大医療の一端を担い、プライマリーヘルスケアとして患者様と接するために医師や弁護士などと同等の特別な高度教育を受けた専門職と認識されています。
カイロプラクティックの施術者をカイロプラクターと言います。カイロプラクターとは、国際機関であるカイロプラクティック教育評議会(CCE)の基準に則った1000時間の臨床実習を含む4200時間4年制の認可校で専門教育を受けた者を指します。しかし日本ではカイロプラクティックが法制化されていないために誰もが勝手にカイロプラクティックの看板を掲げ、カイロプラクターと名乗り施術できるのが現状です。そのため日本ではWHOや国際的な研究でも認められているカイロプラクティックの効果よりも、教育基準を満たさないカイロプラクターによる不適切な施術が多く取り上げられているのです。
現在日本には2~3万人ともいわれるカイロプラクティック業者が存在していますが、その中で WHOが提唱するカイロプラクティック教育基準を満たしたカイロプラクターは800名程度で、全体のわずか3~4%程度しか存在していません。その中でも当院の院長を含め海外の認可校を卒業したのは百数十名しかいません。
カイロプラクティックは伝統的に免疫機能を促進し、人間に元来備わっている自己免疫機能を高め、疾患や障害の改善を目的としていました。現在ではそれだけではなく腰痛や頸部痛、その他様々な効果が報告されています。次の中であてはまるものがある方はぜひ連絡ください。
- 関節や筋肉に痛みがある
- 頭痛やめまい
- 急性あるいは慢性腰痛、頸部痛
- 関節の可動域が制限されている
(顎関節を含むあらゆる関節) - 腕や脚に刺痛や放散痛がある
- 神経障害
(視覚異常、聴覚異常、運動障害、自律神経障害など) - 内臓の不調
(消化不良、ホルモンバランス、副腎疲労、低血糖など) - 不良姿勢
- パフォーマンスの向上
(特にアスリート) - 今以上に健康で豊かな生活を送りたい
About the treatment施術について
ConceptOptimal Health
最高の健康
「オプティマルヘルス」とは、“その年齢で最高レベルの健康状態を保つこと”を意味します。
50歳には50歳の、80歳には80歳の最良の健康状態がありそれを維持しようというもので、健康は自分でつくるという考え方に立ち積極的に健康づくりに励むというのが「オプティマルヘルス」の発想です。
すなわち、「病気ではないのが健康である」という考え方ではなく、老化を最小限に食い止め、身体的にも精神的にも最高・最善の状態をつくること。それが「オプティマルヘルス」なのです。
ThinkingKYSカイロプラクティックオフィスの治療に対する考え方
どんな良い家でもケアをしないと老朽化します。身体も同じで、どんな健康な身体でも定期的なケアを行うことで本当の健康を手にいれることができるのです。
カイロプラクティック・ケアとは家を建てることに似ています。全てのものが頑丈に正しく位置し、共に正確に働くためには特別な手順で正確に物事を進めなければなりません。家を建てるとき、しっかりした基礎よりも先に壁を作ろうとすれば、その壁はもろく倒壊してしまう可能性があります。壁よりも先に屋根を作ろうとしても同様のことが起こります。この概念は私たちの身体にも当てはめることができます。カイロプラクティック・ケアは人々が経験する痛みや健康を害する原因を追究します。もし身体の土台となる部分に何か根本的問題がある場合、真の健康を考えるならば、症状を取り除く以前にやるべきことがあります。カイロプラクティックでは、人々の身体が正しくそして完全に機能し、本当の健康を手に入れるためには個々にあった特別なケアプランをたて、実施されなければなりません。
KYSカイロプラクティックでは3タイプのケアをそれぞれの目的に沿って実施しています。
phase 1
緩和ケア
Relief Care
疼痛からの解放
最初のケアの目的は、一日でも早く疼痛をはじめとする
諸症状を緩和させ快適な生活を送っていただくことです。
多くの方が痛みの為にカイロプラクティックを受診します。最初のケアの目的は、一日でも早く疼痛をはじめとする諸症状を緩和させ快適な生活を送っていただくことです。原因となる障害の深刻さにもよりますが、通常週に複数回のカイロプラクティック・ケアが必要になることもあります。また痛みはないのだけれど、何となく体調がすぐれないがどうすればよいのか分からないという方も多くいらっしゃいます。実際に病気や障害が進行して初めて痛みを感じることもよくあります。例えば虫歯の例を考えてみてください。初期段階の虫歯は通常痛くないはずです。痛みを感じるときにはかなり進行した状態に違いありません。癌、心疾患、糖尿病、ストレス性疾患あるいは脊柱に起こる諸問題も同様で、痛みなどの諸症状はそれらが進行して現れてきます。カイロプラクティック・ケアを受け始めるとまず痛みなど諸症状が消失することを実感しますが、それをもたらした原因はまだ残っているかもしれません。症状が緩和されてもそれらを増悪させる要因を取り除き、根本的な問題を解決する必要があります。
phase 2
調整ケア
Corrective Care
Optimal Health(最良の健康)を目指して
このケアでの目的は、身体が100%完全に機能できるように調整することです。
このフェイズのカイロプラクティック・ケアは疼痛や不快感などの症状が軽減し、それらの症状の増悪を防止し、症状のない状態を取り戻すお手伝いをすることです。このケアでの目的は、身体が100%完全に機能できるように調整することです。
もしカイロプラクターが痛みを軽減、消失するだけを目的とし、その時点でケアを中断してしまうと再発の可能性が高くなります。早期の再発を予防するためにも、たとえ症状が改善してもしばらくは経過観察としてケアを受けることが必要です。
このフェイズのケアでは、最初の緩和ケアのように頻繁に施術を受ける必要はありませんが、身体をもとの正常な状態へより近づけ安定した状態になるようにエクササイズやストレッチを施術に取り入れ、またそれらを家庭でもできるように指導します。障害や状態の深刻さにもよりますが、家庭指導の効果を確認しつつ月に2~3回の施術を数か月間行いもとの健康な状態を取り戻します。
phase 3
ウェルネス・ケア
Wellness Care
健康な生活を送るにはメンテナンスが必要
このケアでの目的は、神経、筋肉や骨格の働きを
正常に維持するためのものです。
疼痛などの症状が完全に消失し健康状態が安定し再発の可能性がほぼなくなると、その後定期的なカイロプラクティク・ケアにより最良な健康状態 (Optimal Health)を維持することができます。健康維持のためにエクササイズプログラムや食事療法を継続するように、神経、筋肉や骨格の働きを正常に維持するために定期的なカイロプラクティック・ケアが必要なのです。通常の医療機関では、何か症状や疾患がなければ治療や施術を行うことがありません。無症状でも自身の健康増進のために訪れることができる医療機関はカイロプラクティック以外には存在しません。
定期的なカイロプラクティック・ケアがライフスタイルの一部になると、疼痛を予防するだけでなく、身体の様々な機能が最適に機能することにより自分が意図するままに活動することができ、より快適な生活を送ることができるようになります。ウェルネス・ケアは通常月に1〜2回の頻度で施術を受けられることをお勧めしています。